コラム

わたしの2019参議院選

しずかさんが当選した。

新人、無所属、主婦

与党が勝ち続けていた秋田で。声にならない声に耳を傾け続けた彼女の当選が、私に、社会に与える影響は大きい。

昨日は総理と官房長官が揃って遊説に入っていた。

弱きものたちが集まり、大きな力にもねじ伏せられなかったという、小さくて確かな証。

さらに今回は

車椅子を使っている議員さんが

3人も誕生している。

れいわ新撰組の比例特別枠のふなごさんと木村さん。そして、岩手県選出で元モトクロスライダーの横澤さん。

この3人が国会に入った今日から、国会のバリアフリー化は確実に進み、介助者の入室もきっと制度化されていくだろう。(今は議員本人しか入れない)

投票率や「過半数」なんて言葉だけで

「やっぱり世の中は変わらない」なんて切り捨ててしまうには、もったいなすぎる。

無力感に無力にさせられる必要なんてこれっぽっちもないくらい、大きな変化と手応えをわたしは社会に感じている。

わたしの記憶の中で

こんなに希望に満ちた選挙ははじめてだ。

と「こんなことを書いたら、なんて思われるだろう?」という気持ちを押しても書く、伝える、手放してみる。それは自分を信じるという、とても大きな第一歩なのだということも、今回の選挙に向き合って(立候補はしてないけど、そのくらいの気持ちでいた)学んだ手応えだ。

※写真は先日秋田に向かう前に突如であった鹿の群れ

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